Cleaning up a neglected camera.
ぼろぼろのカメラが生き返った道

2000年9月2日

ケースの前側 箱を開けたらこれを出てきました。「まぁ...ケースはカメラを守るためにありますよね。古いからちょっとぐちゃぐちゃになったのは当然かな?」と思いました。

ケースの後側 このカメラはコレクションのために買ったじゃないから、ケースの方は別に気にしません。カメラの方が大事です。


ケースを開いて、カメラが出しました。

カメラ 最初に見ると「ん...OKかな?」と思っちゃった。

後ろを開けた。

モルトはぜんぜんダメでした うわっ!...ちょっとひどかったです。モルトはぜんぜんダメでした。

まぁ、このカメラはほとんど30年前のカメラだからモルトは悪くなるのはあたりまえですね。

でも、超めちゃくちゃだったよ〜〜。

カビだ!!! もう一回前の方を見てたら、すごくがっかりしてしまいました。レンズにカビがありました!

レンズの中心までに行かなかったけど、けっこういっぱいありました。

「どうしよう?」と思いました。「返品しようかな?...できるかな?」

これはこのカメラのオークションのdescriptionでした:

"clean QL17 G-III Rangefinder with 40 mm/F. 1.7 lens. The camera is in excellent condition. Lens is clean as is viewfinder window. Camera shows little sign of ever being used. Case shows normal wear but is complete. Due to age being sold as is. Buyer pays actual shipping charges. Check, Money order, and paypal accepted. Thanks for looking. "

青いところの訳は:

「きれいなQL17G-IIIレンジファインダーと40mmのF1.7レンズ。カメラはとってもいい状態です。レンズはきれいです...ビューファインダーも。カメラはほとんど使われらていなかったみたいです。ケースは標準的で、完全です。古いので返品はできません。」

売っていた人にレンズにカビがあるかどうかを聞きませんでしたけど、「clean」って書いてありましたからカビが入っている訳ではないと思いました!このポイントで抗議して返品することもできると思いました。

カビがもっとあった!!! もう一回後ろを開けてみました。

やはり、後ろの方もカビがありました。ボディーにもちょっとありました。(この小さい写真に見えるかな?)

モルトはけっこう簡単に取り替えられるですけど、レンズにカビが入っているのは直せません。

本当に返品をしようと思いました。

でも、このカメラは62ドルで買いました。もうすでに、アメリカからの送料10ドルを払いました。それは戻ってきません。あと、為替の料金も戻ってきません。それに、カメラをもう一回アメリカに送るのはまたお金がかかります...。

できるだけきれいにして、これを使おうと決めました!(まぁ、キエフ88も使っているから、このキャノネットの問題はそんなに大きいものじゃないね!)

よしっ!頑張ります!

古いモルトを取りました エタノールがなかったから除光液を使いました。ゆっくり古いモルトを取りました。難しくなかったけど、じかんかかりました。

レンズを取り出した 次にレンズの一番前のグラスの1枚を取りました。カビをふき取れるかなと思いましたけど、ダメでした。レンズのコーティングの中に育っちゃったみたいです。カビを取れませんでした。でも、グラスを拭いてもう一回組み立てました。(斜めじゃないといいな...)

後ろの1枚もかびている ちょっと良くなりました。でも、カビはまだあります。しょうがないかな...?

後ろの1枚もけっこうカビが入っています。拭いたけど、やっぱりカビを取れません。あと、そのグラスを取るのはすごく難しいから(道具がない)あきらめました。

新しいモルトを貼っている それから、新しいモルトを両面テープで貼りました。

新しいモルト 上手に貼れたかな?本当の問題は光が漏れるかどうか。これはまだ分かりません。

最後にボディーの外側を買ってきたエタノールで全部拭きました。


ほとんど一日かかりましたけど...

終わりました!


* 僕の生き返ったキャノネットです! *

生き返ったキャノネット!

生き返ったキャノネット!

生き返ったキャノネット!

生き返ったキャノネット!



今日、水戸市にあるコンフォトっていう中古カメラやさんでかった電池を入れて、スカイライトフィルターとレンズキャップとレンズフードとストラップを付けました。

明日フジカラーのベルビアを入れて、試してみます!楽しみ!




2000年9月14日

このカメラを使っていたら、ビューファインダーがちょっと曇っているのに気づきました。それで気になって、「いつか自分で掃除するかな?」と思い始まっちゃった。

フィルム巻き上げレバー 今日、ちょっとひまな時にこのキャノネットを見ていた。フィルム巻き上げレバーを取る方法を探しまして、見つけた。ガムテープを使って、巻き上げレバーの上にあるピカピカのリングをゆるめた。指ではちょっと難しいから、ガムテープを使った方が簡単だった。このリングを取ると、フィルム巻き上げレバーを簡単に取れます。小さい部品をなくさないように、気をつけて。(^^)

フィルム巻き戻しクランクの取り方
フィルム巻き戻しクランクの取り方も簡単です。小さいドライバーを赤い矢印のところに入れて、その部品を回さないように持っていて、クランクを時計と反対に回して取ります。

フィルム巻き上げレバー それから、カメラの蓋の小さい三本のネジをゆるめると、蓋が取れます。ボディーと蓋の間に何もつなげていないから、簡単に取れます。

フィルム巻き上げレバー 黒いプラスチックのカバーを取って(青い矢印)、綿棒とつまようじを使って、エタノールでビューファインダーとレンジファインダーを掃除しました(赤い矢印)。多分軽く拭いた方がいいと思う。こういうレンジファインダーのミラーとレンズはすごく微妙で、力を入れるとちゃんと直らなくなる可能性が高い(ミラーがまがったり)と思います。

それが終わってから、もう一回全部を組み合わせました。終わり!

ビューファインダーがすごくきれいになりました。前より全然いいと思う。明日、フィルムを入れて、まだピントが正しく合わせられるかどうかを確認します。(^.^)


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September 2000
Text (c) Copyright - Kevin Ing