How to use a Kiev 88 - Taking pictures

フィルムを入れて、写真を撮ろう!... どうやって撮るかな?


まず、引き蓋を取ります。引き蓋を入れたままではシャッターを切れないはずです。

ポイント: 引き蓋を入れるとき、引き蓋のハンドル部分の巻きが見える面はカメラの前に向く方がいいです。後ろに向いているとフィルムバックのインサートは取れません(取れるけど引き蓋も一緒について来ます)。
引き蓋
ファインダーをのぞいて...

あれ?逆だ!

そうです。ウエストレベルファインダーを使うとフォーカシングスクリーンをそのまま見るからイメージは逆になります。でも、プリズムを使うとこの“問題”がありません。

人によるけど、一部の人達はこの逆のイメージの方が好きです。「写真をもっときれいにコンポースできる」ってよく聞きます。これは好みです。

じゃあ... ピントを合わせよう...

ピントが合っていない これはピントが合っていない。

右は上の写真の中心です。キエフ88のファインダーの中心はスプリットイメージレンジファインダーがあります。白い矢印のところを見ると花のエッジが合っていない。 ファインダーの中心

ピントが合っている これはピントが合っている。

右は上の写真の中心です。ピントが合っているとイメージはシャープに見えるしスプリットイメージレンジファインダーのところを見るとエッジも合っています。

スプリットイメージレンジファインダーの下の半分が暗くて見えない時は頭をちょっと動かしてのぞく角度を変えると見える様になるはずです。

ファインダーの中心

??? ウエストレベルファインダーを使っている場合にイメージが良く見えないときにはルーペが使えます。ファインダーを開けるボタンをもう一回ずらして押すとルーペがでます。使い終わったら、指で押してしまいます。

シャッタースピードダイヤル
                          シャッタースピードを選ぶ。


シャッタースピードを選ぶ シャッタースピードダイヤルを引きながら回して、シャッタースピードを選んで、ダイヤルを離す。

注意!: フィルムを巻き上げていない(シャッターを切れない)状態の時にシャッタースピードを変えるとカメラが壊れる!シャッタースピードを選ぶ前に絶対フィルムを巻き上げて。

あとは、使いたい露出と合うように、選んだシャッタースピードと合う絞りを選ぶ。

ひと言: キエフのTTL測光計プリズムを使っている場合も自分でシャッタースピードと絞りをセットしなきゃいけません。カメラと測光計は連動していないので、自動的にセットされるわけではありません。

それで... シャッターを切ります!

ガチャッ!!! 。。。

... あれ? 何も見えない。

そうです。キエフはクイックリターンミラー機構がありません。フィルム巻き上げノブを回さないとミラーが元に戻りません。

あと、布で出来たシャッターのキエフを使っていれば、シャッターを切った後すぐフィルムを巻き上げた方がいいです。そうしないと太陽の光がレンズを通してシャッターを燃やして、穴を開けちゃう可能性があります。気をつけてね!

じゃあ、フィルム巻き上げノブを丁寧に360度完全に回して、次の写真を撮ります。

ポイント: 次の写真をすぐに撮らない場合は引き蓋を入れた方がいいです。引き蓋を入れていないままにすると、カメラをバッグに入れたり持ち歩いたり置いたりする時にシャッターが切れる事もあります。


最後の写真を撮ったら、その後もう一回フィルムを巻き上げるのをおすすめします。それで、フィルムの巻き上げクランクを回して、フィルムと紙の全部を巻き上げます(終わったら手の感触で分かります)。 終わったフィルム

(引き蓋を入れて、フィルムバックをボディーから外した方が簡単だと思うけど、ボディーと付けたままでもフィルムを取れます)

フィルムバックのインサートを取って、フィルムを出します。最後の黒い紙をちょっと折り曲げて、シールをぬらして、貼ります。

終 (^-^)


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October 2000
Text and photographs (c) Copyright - Kevin Ing